diskの警告はハードディスク(SSD)の不調とは限らない…プチフリーズ解消【イベント153】

Windows/アプリ
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プチプリーズ(数秒~数十秒フリーズ)する現象がちょいちょい発生するようになり、煩わしかったのですが、私の場合はSSDのSATAケーブルを繋ぎ直すことでどうやら解消したようです。

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現象

現象としては、

  • 突然マウスカーソルがピタッと止まり、待ち状態(丸いリングのカーソル)でもなく、完全にフリーズの状態になる現象が発生。「逝ってしまった…。リセットしか無いのかよ」としばらくもがいていると、十秒~数十秒で復帰する。

もしくは、

  • PCの電源を入れてもなかなかWindowsが起動しない。いつもより数十秒待ってやっと起動。

といったパターンです。

イベントビューアーを見てみると、diskの警告が大量に出ていました。

disk153の警告が頻発
イベント 153, disk

ディスク 1 (PDO 名: \Device\Ide\IdeDeviceP0T1L0-1) の論理ブロック アドレス 0x6fd7a0 で IO 操作が再試行されました。

論理アドレスだけが異なる同様のメッセージが秒単位で大量に出力されています。

2021/2/11においては、20時55分52秒から20時57分02秒の70秒間に130件出力されていました。

このログは1/24にWindows10を再インストール(回復)した時から出始めており、1/30、1/31、2/1、2/3、2/5、2/11、2/13といった頻度で出ています。ログは消えていますが、1/24以前にも出ていた気がします。

ログが出たタイミングでプチフリーズが常に発生していたわけではありません。1/24以降プチフリーズとして認識(体感)できたのは2~3回だったと思います。

試したこと(効果が無かったもの)

SSDの故障をチェック

まず疑ったのはディスク(SSD)の故障です。

SSDは6~7年ほど前に買ったものですが、4~5年は放置していたので、それほど使い込んだという意識はありません。

CrystalDiskInfoをインストールしてSSDの状態を確認してみました。

CrystalDiskInfo でSSDの健康状態を確認

一つ一つの項目をどう見るのか詳しくは分かりませんが、健康状態は「正常」でした。

SSDに問題はなさそうです。

電源オプションの見直し

省電力にするための制御が裏目に出てディスクへのアクセス信号がうまく伝わらないタイミングが出てしまうから、省電力制御を止める、という理屈のようです。何となく説得力があり期待できそうです。

しかし、私の場合は以下のいずれの対策も効果はありませんでした。

PCI Express リンク状態の電源管理 “オフ”

当設定にしてからしばらく警告は出なかったのですが、5日目に出てしまいました。効果なし。

電源オプション-プラン設定の変更-詳細な電源設定の変更

高パフォーマンス

電源オプション 高パフォーマンス

高速スタートアップを無効

電源オプション-電源ボタンの動作を選択する-現在利用可能ではない設定を変更します

高パフォーマンス、高速スタートアップを無効にしましたが、2日後にdisk警告が出てしまいました。効果なし。

効果があったこと

SATAケーブルの異常や接触不良も考えられるので、SSDを繋いでいるケーブルと、DVDを繋いでいるケーブルを交換してみました。

すると、警告が出なくなりました。

DVDも普通に使えるので、SATAケーブルに問題があったわけではなさそうです。コネクタの接触が悪かっただけだったのであれば、もしかするとSATAケーブルを抜き差ししただけでも解消したかもしれません。

まとめ

イベント 153 の disk警告が出なくなって10日経ったので、たぶん、解消したものと思います。効果があると宣言するには早すぎる?もしまた警告が出るようでしたら訂正します。

イベント 153 の disk警告が出てプチフリーズが発生する場合、ディスクに異常がなければSATAケーブルの抜き差し、もしくはSATAケーブルの交換で解消する可能性がありそうです。

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