直帰率が異常に低い…PV数が2倍?アナリティクストラッキングID重複【Cocoon】

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直帰率が異常に低い(1%以下)、Google アナリティクスのページビュー(PV)数が異常に高い、といった現象が発生し、しばらく困っていたのですが、原因は Google アナリティクス の設定の重複でした。

以下に経緯と対処したことをメモしておきます。

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症状

PV(ページビュー)数が2倍になる

最初に異変に気付いたのは Search Console Insights のページビュー(PV)数が突然、異常に高くなっていたことです。

Search Console Insights のページビュー数が異常に高い

1日に400前後で推移していたPV数が、突然9月3日に800PVを超えました。それ以降、ずっと異常に高いPV数の状態が続きました。

普段見ているJetpackプラグインのリアルタイムPV数には影響は出ていないようです。400PV前後で推移しています。800PVを超える日はありません。

JetpackのPV数は正常

直帰率が異常に低い(1%未満)

Googleアナリティクスホーム画面の直近7日間のPV数も異常はないようです。400PV前後で推移しています。

でも、離脱率が異常に低くなっていました。

0.11%の人しか直帰しない、ということは、98.9%の人は私のサイトを訪れた際、複数のページ参照してくれている、ってことです。

そういえば、Googleアナリティクスのインサイトに謎の警告が出ていたのを思い出しました。

Googleアナリティクス「先週の直帰率は予測を下限」
先週の直帰率は予測を下限

2021年8月30日~9月5日の直帰率は63.87%~90.2%の範囲になると予測していましたが、実際の直帰率はこの範囲を45.62%下限っています。

直帰率のことを良く分かっていなかったので、このメッセージを見たときは「Googleアナリティクスの予想を超えるほど直帰率が改善したんだ」、と喜んでいたのですが、直帰率の目安は40%~90%と幅はあれど、1%未満はあり得ないようです。

確かに私のサイトを訪れた99%の人が複数のページを見てくれている、という感覚はありません。

きっかけはアナリティクスのプロパティの整理・削除

原因について少し思い当たることがありました。

数か月も前のことですが、Google アナリティクス とGoogleサーチコンソールの連携がうまくいかず、試行錯誤でプロパティを複数追加しました。

複数のプロパティが登録されたまま、特に不具合もなかったのでずっと放置していたのですが、整理しようと思い立ち、9月2日に無駄と思われるプロパティを削除、整理したのです。

過去に追加したプロパティを削除

その翌日の9月3日から Search Console Insights のPV数が異常に高くなりました。

何が起きている?

なぜこんな現象がおきるのか?

GoogleアナリティクスのPV数が2倍になるということは、誰かが私のサイトを1回参照すると、 Googleアナリティクス は「2回参照された」、と勘違いしている、と想像できます。

1回の参照を「2回参照された」、と勘違いするため、直帰していない(直帰率は0%)と判断しているようです。発生している現象と理屈は合います。

プロパティを整理した際、何か「重複」するような設定をしたのではないか?という観点で、設定を再確認しました。

原因はCocoonの設定ミス

GoogleアナリティクスのGA4プロパティが悪いのでは?と、GA4から始まるプロパティを削除してみましたが、改善しません。

Googleアナリティクスのプロパティを1つにしても改善せず

Googleアナリティクスのプロパティを整理したタイミングで今回の異常現象が発生した、という意識が強かったので、アナリティクスの設定ばかり気にしていましたが、Cocoonの設定も見直してみました。

すると、ありました。

Cocoon設定:Google Analytics トラッキング
Cocoon設定:ヘッダー用コード

「Google Analytics トラッキング」と「ヘッダー用コード」に同じアナリティクストラッキングID”UA-16999999-1″を設定していました。

何で?と思いましたが、たぶん経緯はこうです。

数か月前、試行錯誤でプロパティ値を追加した際に、「ヘッダー用コード」にアナリティクスのトラッキングコードとして”UA-168844102-2″を新たに設定しました。

そして9月2日、プロパティ値を整理した際、 “UA-168844102-2” を削除したので、深く考えずに「ヘッダー用コード」の”UA-168844102-2″を “UA-16999999-1″に置換したんですね。

結果、「Google Analytics トラッキング」と「ヘッダー用コード」 に同じ “UA-16999999-1” が設定されてしまった、ということです。

「Google Analytics トラッキング」の設定を残し、「ヘッダー用コード」 に設定していたアナリティクス用の以下のトラッキングコードは削除しました。

ヘッダー用コード
<!-- Global site tag (gtag.js) - Google Analytics -->
<script async src="https://www.googletagmanager.com/gtag/js?id=UA-16999999-1"></script>
<script>
  window.dataLayer = window.dataLayer || [];
  function gtag(){dataLayer.push(arguments);}
  gtag('js', new Date());

  gtag('config', 'UA-16999999-1');
</script>

不具合が解消されたことを確認

重複していたトラッキングIDを削除した翌日に確認してみました。

サーチコンソールインサイトのPVは188です。

サーチコンソールインサイト:ページビュー

JetpackのPVは187。ほぼ同じです。不具合は解消されています。

Jetpack:ページビュー

Googleアナリティクスの直帰率を確認してみます。

「行動」-「サイトコンテンツ」-「すべてのページ」を選択し、直帰率を見てみました。

Googleアナリティクス:直帰率

86.46%です。正常ですね。

これが私のサイトの実力です…。0.11%はあり得ません。

まとめ

Cocoon は初心者にも分かり易いよう、HTMLやJavaScriptのコードを意識しなくても良いように作られています。

Googleアナリティクスを使用する場合も、「Google Analytics トラッキング」という専用の欄が設けられており、アナリティクスのトラッキングIDを設定するだけでアナリティクスが使えるようになります。

さらにCocoonでは中上級者向けにコードを記載する切り口も用意されており、「ヘッダー用コード」欄にJavaScriptのコードが記載できます。

今回、私は 「Google Analytics トラッキング」 と 「ヘッダー用コード」 の両方にGoogleアナリティクスのトラッキングIDを記載してしまったため、PV数を二重に計上される、という不具合が発生してしまいました。

私と同じような症状に悩む人は少ないかもしれませんが、もし「直帰率が異常に低い」、「PV数が異常に高い」といった症状が発生した場合は、Googleアナリティクスのトラッキングコードが複数記載されていないか、確認してみるとよいでしょう。

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