「私、失敗しないので」おっさんは失敗しない

おっさんずメモ

正確にはおっさんは失敗しない、ではなく、おっさんは失敗できない、ですね。

「失敗は成功の母」、「失敗は成功のもと」、ともいいますね。「失敗しないと成長しない」、「失敗を恐れては何もできない」と、どんどん失敗して良いんだ、と失敗を助長?勧める?風潮もありますよね。

確かにそうです。失敗を恐れてガードを固めていると、縮こまって成長のスピードも落ちますし、頭でっかちで実践で通用しなくなります。経験不足でちょっとした事にビビりますし、機転が利かず、応用もできません。

もちろん、単純な失敗を繰り返したり、同じ失敗を繰り返すと「成長する気がない」と見られてしまうので避けるべきですが、若いうちは積極的にチャレンジし、どんどん失敗して良いと思います。

そう。若いうちは、です。

おっさんだから失敗してはいけない、というわけではありません。誰も経験しそうも無いことで失敗するのはよいのです。

しかし、おっさんになるとそれ相応の経験はしてきています。実際に経験してきたかどうかに関わらず、してきたはず、と見られます。

なので、おっさんにとっては初めての失敗だったとしても、世の中の人は「(若いうちにきっとやったであろう)同じ失敗を繰り返す人」と見られてしまうのです。

例えば…

最近はオンラインで会議する機会が多いですよね。ここでありがちなのは、事前の機器の動作確認、導通確認を行わず、会議が始まる直前に「繋がらない」、「映らない」、「音がしない」などのハプニングが発生し、あたふたすることです。

たいていの場合、こうした準備は若い人がやるので「ちゃんと事前に確認しておけよ」、「10分会議が遅れると12人いれば2時間の工数が無駄になるんだぞ」などと怒られます。怒られた若い人もきっと次は失敗しないでしょう。

しかし、おっさんにこんな失敗は許されません。おっさんが若い頃にオンライン会議なんてありませんでした。だからといって「いや~、初めてだったんで」なんて言い訳は通用するはずもありません。

仮におっさんがこんな失敗をしても怒られないかもしれません。しかし、残念な人、成長しない人、機械に弱いおじさん、など、散々なレッテルを貼られ、名誉挽回は難しいでしょう。

おっさんは先日Skypeで面談する機会があり、おっさんがその準備をしました。Skypeで招待される打ち合わせに参加したことはありますが、自分が招待した経験はありません。

まず、事前に身内でおっさん主催のテスト会議を行い、招待できる事を確認しました。画像や音声も問題ありません。その上で、面談の30分前に先方と接続確認も行い、問題なく接続できることも確認しました。

しかし、失敗だったのは、それを実際の打ち合わせを行う会議室でやらなかったことです。その会議室には有線のLANが無いため、モバイルルーターを使用しました。

モバイルルータの使用実績はあったので、インターネットに繋がることは確実でした。USBケーブルでモバイルルータとPCを接続すれば、PCがモバイルルータを認識し、インターネット接続できる「はず」でした。が、なぜか認識しません。

SSIDをPCに入力し、とりあえずwi-fi接続で難を逃れましたが、少し慌てました。事前の確認ではモバイルルータを使わず、事務所のLANを使ったのが敗因です。

もう一つあります。

面談で使用したノートPCの画面は小さいため、同席する数名の人に見やすいように、直前になって大きめの液晶モニターを用意しました。

いつも打ち合わせで使用しているモニターだったので、問題なく使える「はず」でした。しかし、先方と接続してみたところ相手の声が聞こえません。

先方のマイクがミュートになっている?とも疑いましたが、原因はこちらのモニターでした。どうやら、スピーカーが無いモニターだったようです。普段の打ち合わせでは資料を表示するだけで、音声を出した事はありませんでした。

結局モニターは使いませんでした。直前に余計な事はしないに限りますね。

面談自体に影響も無く、おっさんに対し何か言われるわけでもなく、おっさん自身も「失敗した」とは思っていませんが、同席した人がどう思っているかは分かりませんね。

おっさんも面談の準備ばかりに時間をかけるわけにもいきませんし、普段使っていないノートPCやモバイルルータを使い、完璧に準備するなんて大変なんですよ、と言いたいです。しかし、そんなおっさんの言い訳なんて誰も聞きたくありません。

おっさんには「失敗しちゃいました。これを糧に成長します。」と言える時期は過ぎています。

「私、失敗しないので」と敢えて言うことはありませんが、そのくらいのつもりで、過去の経験や、他人の失敗談を参考に、入念に準備をするしかありません。

スピーチする前は、車の中で実際に発生練習をしています。それと、あまりウケを狙った話はしないことにしています。若い頃にすべって頭が真っ白になった経験がありますから…。

若いうちに、勢いのある時に、失敗しても周りがフォローしてくれます。怒られてもいいんです。期待されているんです。同じ失敗をしない工夫をすれば成長します。どんどん失敗しろ、とは言いませんが、どんどん飛び込んで挑戦しましょう。

おっさん諸君は大門未知子を目指しましょう!裏でカッコ悪くてもいいのです。見られるところで精いっぱいカッコつけましょう!おっさんは失敗しないのです。

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