おっさんの愛車は2009年式のBMW320です。今までほとんど故障らしい故障はしませんでしたが、10年を過ぎると堰を切ったように故障発生…。
10年も過ぎれば部品も消耗します。オイル漏れにクーラント漏れ。ブレーキディスク交換。燃料ポンプが故障し交差点で動けなくなったこともありました。
故障歴は追って詳しく紹介するとして、今回はABS警告灯です。
アスファルトでスリップ?予兆はDSC・DTC誤作動
1か月前くらいからでしょうか。走り出してスピードが上がって行こうとする時に「カクン、カクン」とつんのめって一瞬減速する挙動が出るようになりました。
つんのめる時にはDSC・DTCが作動した時のランプが点滅します。凸凹道で跳ねたり、雪でスリップした時の挙動と同じです。
タイヤの空回りを検知し、DSC・DTCが作動して減速した、ってことですね。
乾いたアスファルト路面でスリップ?当初は「砂でも拾ったのかな?」くらいに思っていましたが、徐々に発生頻度が高まり、しまいには走り出しの際に必ず DSC・DTC が介入し、「カクン、カクン」と減速するようになりました。
ストレスが溜まるので、「DTC」ボタンを長押し(3秒ほど)し、DSC・DTC制御を切って走っていました。
ABS警告点灯。空気圧がおかしい?
そしてその時は来ました。
走行中、突然「ABS」の警告が点灯。
ABSと言えばブレーキですよね。ドキッとしますね。
ナビの画面には「タイヤ空気圧警告」が出ています。
「タイヤの空気圧がおかしいのかな?」と思いましたが、「もしパンクをしても検知できないよ」、という警告であって、「現在の空気圧が異常」という意味ではありません。
念のため空気圧を測ってみましたが、正常でした。
このABSの警告は常に点灯するわけではありません。次の日に走った時には消えていました。
とはいえ、気持ちが悪いので修理工場に持っていきました。
原因はドライブシャフトの錆
最近は正規ディーラーではなく、外車を扱う小さなガレージを見つけたのでそこにお世話になっています。
工場長によると、ドライブシャフトの交換が必要、とのこと。
ドライブシャフトに刻まれている歯車のような凸凹の縞(下図赤枠部分)を、センサーが読み取りタイヤの回転を検知するらしいのですが、凸凹の縞部分が錆で盛り上がり、センサーに接触して正確に縞々を読み取れなくなっている、とのことでした。
「錆を落として綺麗にすれば回復するかも?そのやり方なら2万~5万円くらいかなぁ」、とのことでしたが、必ず直るとも限らないようです。
悩みどころですが、交換してもらうことにしました。
修理費用
ドライブシャフトには中古品をリフレッシュしたリビルド品があり、新品より2万円ほど安い、とのことだったので、リビルド品にしてもらいました。
作業名 | 技術料 | 部品代 |
左ドライブシャフト交換[リビルド品] | 28,600 | 86,000 |
スピードセンサー交換 | 19,000 | |
合計 | 28,600 | 105,000 |
請求額( 技術料 + 部品代 )×消費税 | 146,960円 |
まとめ
実はまだセンサーが届いておらず、センサーは交換できていないのですが症状は治まりました。
センサー交換をキャンセルすれば2万円安くなるかもしれませんね。
リビルド品を使ってもらい、安く済ませられた方だと思いますが、ABS警告ランプがついたらこれくらいはかかってしまいます。
また新車に近づいたので、まだしばらく乗られそうです。
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