【PhenomII1100T補完計画】DDR2メモリ最大の16GBを載せてみた!しかし…

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結論からいうと、仕様上16GBのDDR2メモリに対応しているマザーボードをもってしても、8GBでしか動かすことができませんでした。以下にその経緯と結果をメモしておきます。

DDR2メモリ4GBx4枚=16GBを全て使いたい!

私が使っているASUS M3A78-EM(Socket AM2+)はDDR2メモリが最大8GBまでしか対応していません。それを確認せずに4GBのDDR2を4枚買ってしまいました。

せっかく買ったDDR2を無駄にしたくなかったので、DDR2メモリ最大16GBに対応しているマザーボードを探してみると、ありました。

DDR2メモリが載るのはいずれもSocket AM2+のマザーボードです。最大容量16GBに対応したAM2+マザーボードの数は多くありませんが、いくつか見つけたのでメモしておきました。

CPU PhenomII1100T メモリ8GB

ASUS M3A78-EMで使われているチップセット780G/SB700の後継である785G/SB710、790GX/SB750のチップセットであれば、最大16GBのメモリの搭載が可能なようです。

ヤフオク!やメルカリでしばらく探していたところ、見つかりました!GIGABYTEのGA-MA790GP-UD4H (rev. 1.0)です。

GIGABYE GA-MA790GP-UD4H (rev. 1.0)

スペックを改めて確認し、DDR2最大16GBに対応していることを確認し購入しました。

DDR2メモリ16GBを載せてみた

AMD専用のDDR2メモリ4GB×4枚=16GBのメモリをセットし、いざ起動!

あら?CPUファンだけ回ってDVDへのアクセス音が無常にも「ギーガシャ、ギーガシャ…」と繰り返し繰り返し鳴り響きます。

画面は真っ暗。BIOSの画面すら映りません。

原因が分かるまで半日かかりましたが、BIOSが古くてPhenomII X6 1100T に対応していなかったのが原因でした。詳細は別途記事に記載しますが、何とかBIOSを更新し、気を取り直して改めて起動しました。

やった!BIOSの起動画面が表示されました!

GA-MA790GP-UD4H (rev. 1.0) BIOS起動スクリーン

あら?固まってる?

はい。固まっています。やっと起動したかと思ったのに、また原因究明です。

DDR2メモリ最大16GBには対応していないのでは?

4GB×2枚=8GBにしてみます。はい。問題なく起動しました。

念のため外した2枚のメモリを使って4GBx2枚=8GBで起動してみます。はい。問題なく起動しました。

じゃあ、再び4GBx4枚=16GBにてみます。今度は画面にBIOS起動スクリーンすら表示されませんでした…。

4GBの4枚のメモリはいずれも同じ型のメモリで、相性問題は考えにくいです。

2枚8GBであればどのメモリでも起動します。以前、Windows10のメニューの「Windows管理ツール」-「Windowsメモリ診断」にて4枚共メモリチェックはしており、メモリに問題がある可能性は無さそうです。

だとするとマザーボードのメモリスロットに問題がある?

説明書には2枚のメモリを使う時は「スロット1、スロット2に刺すことをお勧めします」とあるので、メモリスロット1、2を使っていました。

中古のマザーボードですし、メモリスロット3、4が故障している可能性もあります。

以前使っていた1GBのメモリが4枚あったので、1GBx4枚=4GBにしてみます。はい。問題なく起動しました。

メモリスロット3、4が故障している可能性も無くなりました。

以上の検証から、メモリにもマザーボードにも故障などは無く、「本当に16GBに対応しているの?」という疑問が湧いてきました。

DDR2メモリ最大8GBまでしか対応していないのでは?

最大の目的であった4枚ある4GBのDDR2メモリを使い切る、という目標は達成できませんでしたが、じゃあ、せめて4GBx2枚+1GBx2枚=10GBで動かしたいです。

以前使っていたASUS M3A78-EMではチップセットの制限により最大8GBのメモリにしか対応していなかったため、BIOSの起動すらしませんでした。

せめて10GBで動いてくれ!とGIGABYE GA-MA790GP-UD4Hを起動してみます。

“ピッ”とbeep音が鳴り、Windows10が起動しました!

タスクマネージャでメモリーのパフォーマンスを確認してみると、10GBで認識されています。やりました!4GBメモリ2枚は無駄になったけど、GIGABYE GA-MA790GP-UD4Hを買った意味が多少なりともありました。

DDR2 10GBを認識

と思ったのも束の間…。突然Windows10が落ちて再起動がかかりました。

再起動したWindows10がまたも落ちて再起動がかかります。その間、数分。全く安定しません。

結局、4GBx2枚=8GBに戻しました。ASUS M3A78-EMの時と同じです。4GBメモリ2枚は無駄になりました。

チップセットによる違いはあるの?

そもそもASUS M3A78-EMで使われているチップセット780G/SB700と、GIGABYE GA-MA790GP-UD4Hのチップセット790GX/SB750の違いは何なのでしょう?

実は購入前に違いを調べていたのですが、「グラフィック機能統合型チップセット」、ということで、グラフィック機能は向上しているのですがメモリの最大容量に関して何かが変わった、という情報は得られていませんでした。

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改めて調べてみると、メモリの最大容量はチップセット(マザーボード)により上限が決まる場合もあるが、基本的にCPUに依存する、との記載がありました。

アキバで恥をかかないための最新パーツ事情2009【メモリ&HDD編】 (3/5)
CPUも決まった。マザーボードも買った。ビデオカードも選んだ。とくれば、残るはメモリとHDD。規格の移行やトレンドが存在するため、安易に選んだりすると「差せない」「認識しない」と言ったトラブルに遭遇することもある。ここでは予備知識を基本に、今どきのメモリ&HDD事情を解説しよう。

PhenomIIの場合、明確な上限は公表されておらず、メモリ4枚まで、だそうです。

当時は非公表だったのかもしれませんが、パソコン工房の一覧にはPhenomII 1100Tのメモリ最大容量は16GBとありました。DDR2メモリにしか対応していないPhenom X4 9950 についても最大容量は16GBとなっており、DDR2のメモリだから8GBまでしか対応していない、ということでもないようです。

AMD デスクトッププロセッサー スペック・性能・比較 | パソコン工房 NEXMAG
AMD デスクトッププロセッサー編。過去のプロセッサースペックなどをまとめました。

整理すると、チップセットはCPUのメモリ最大容量に依存する。CPUはメモリ最大16GBまで対応している。GIGABYE GA-MA790GP-UD4Hのスペックにも最大16GBと記載がある。

じゃあ、何で動かないの?

まとめ

残念ながら、GIGABYE GA-MA790GP-UD4HでDDR2メモリ4GBx4枚=16GBではWindows10を起動することはできませんでした。

4GBx2枚+1GBx2枚=10GBではかろうじてWindows10を起動できましたが、非常に不安定で、突然の再起動が頻発します。

4GBx2枚=8GBではとても安定して使用できています。

仕様上は16GBのメモリに対応していることになっているのですが、実質8GBまでにしか対応できていないということが分かりました。

原因は分かりませんが、私はAM2+チップセットである780G/SB700とその後継の785G/SB710、790GX/SB750には最大容量8GBの制限があるのではないか?と思っています。

その理由は、780G/SB700のチップセットを使用するASUS M3A78-EMの説明書には「チップセットの制限により(中略)本マザーボードがサポートするシステムメモリは最大8GBとなります。」と書いてあるからです。そしてその他多くのAM2+マザーボードのDDR2メモリ最大容量が8GBとなっているからです。

仕様上最大16GBまで対応しているAM2+のマザーボードは他にもいくつかありましたが、これらも最大8GBのメモリにしか対応していない可能性が高いと思います。

今時AM2+のマザーボードに16GBのメモリを積もうと考えている人はほとんどいないと思いますが、止めておいた方が良さそうです。

PhenomIIを使うなら、AM3+のマザーボードにDDR3メモリ16GBを載せた方が良さそうですね。

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