WEXALを導入!PVが倍に?AdSenseに効果あるかも【ConoHa WING】WordPress

WordPress・SEO
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ブログサービスのConoHa から以下のメールが届いていました。

[WING] 新機能「WEXAL® Page Speed Technology®」を提供開始

ConoHa WINGでは、2022年4月21日(木)より新たに
「WEXAL® Page Speed Technology®」機能を提供開始いたしました。

■「WEXAL® Page Speed Technology®」とは

プライム・ストラテジー社が提供するWordPressの高速化を実現するエンジンです。戦略AI「David」によりブラウザの環境に合わせてページの表示が高速化されるほか、画像やJS、CSSといったリソースを圧縮し、軽量化と転送量の削減を行います。

WEXALを導入する事でWordPressのレスポンスがさらに向上し、Google Page Speed Insights の向上にも期待できます。

WordPressの高速化については、以前Cocoonの機能を使って対策済ですが、さらに高速化されることを期待してWEXALを導入してみました。

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ConoHa WINGでWEXALを導入するのは超簡単

ConoHa WINGにログインすると、サイト管理メニューに「高速化」メニューが増えていました。

WEXAL をONにすると、「最適化中」と表示され何やらサーバーの処理が行われているようです。

ConoHa WING:WEXALをON

この最適化処理に30分ほどかかりましたが、この間も問題なくブログサイトは参照できます。

WEXALの効果

ConoHaが「Google Page Speed Insights の向上にも期待できます。」と謳っているので、早速適用前後と比較してみました。

Google Page Speed Insights への効果(少しあり)

WEXALを適用する前後で Google Page Speed Insights を3回実施し、その中央の値で比較してみました。

まずはトップページ(panhage.com)の結果です。

トップページ(画像軽)

適用前(モバイル:25、デスクトップ:92)

適用後(モバイル:21、デスクトップ:83)

モバイル、デスクトップ共にスコアは下がってしまいました。

投稿ページ(画像重)

次に投稿ページ(panhage.com/start-skyrim)で比較してみます。

適用前(モバイル:25、デスクトップ:87)

適用後(モバイル:29、デスクトップ:90)

モバイル、デスクトップ共にスコアは上がりました。

投稿ページには重たい画像を多く使うため、WEXALの効果が出たようです。ただし、劇的に速くなった感じはありません。

PV(ページビュー)が劇的に増えた!?

目に見えた効果が確認できました。JetPackの表示数(PV数)が2~3倍に増えました。

WEXALでPVが倍以上に?

「訪問者数」(濃紺のグラフ)にほとんど変化はありませんが、「表示数」(青のグラフ)が適用前の3倍くらいになりました。当サイトに訪れた人が、直帰せずに平均して3ページほどハシゴして投稿を見てくれるようになった、ということです。

でも何だか変です。WEXALで劇的にレスポンスが良くなったわけでもないのに、急に直帰せずに投稿を見てくれるようになった、という説明がつきません。

Google アナリティクスでPV数、直帰率を確認してみます。

WEXAL適用後もPVは変わらず

4月25日にWEXALを適用したのですが、GoogleアナリティクスのPV数は特に変化はありません。直帰率にも変化はありません。たぶん、こちらが正解です。

WEXALを適用すると、JetPackの表示数が増えてしまう、という不可解な現象が発生しました。何らかの不具合だと思われます。

Google AdSense の表示回数が安定

WEXALを適用後、Google AdSense の表示回数(赤のグラフ)が安定しました。

WEXAL適用後Google AdSense 表示回数が増えた

AdSense の広告表示回数に関連し、気づいたことがあります。以下はWEXALを適用する前と後でGoogle Page Speed Insightsをトップページで3回ずつ実施した結果です。

WEXAL適用前:Google Page Speed Insightsを3回実施
WEXAL適用後:Google Page Speed Insightsを3回実施

前述したように、パフォーマンスのスコアは適用後に下がってしまいました。しかし、パフォーマンスは落ちますが、いずれも広告が表示されています。

適用後にパフォーマンスの数値が落ちるのは、広告が表示されることでサイトのレイアウトが変わり、パフォーマンス指標の1つであるCLS(Cumulative Layout Shift)が悪化していました。

素早く広告が表示されるのであれば、CLSが多少悪化するのは仕方がないですね。

まとめ

ConoHa WING にWEXALを導入してみましたが、劇的に表示スピードのパフォーマンスが向上する、といった効果は見られませんでした。

あらかじめCocooの機能やプラグインでレスポンス対策を実施していた場合は、WEXALの効果は限定的なのかもしれません。

それでも、WEXAL適用後は広告の表示スピードは上がるようです。Google 広告表示回数が安定しました。広告収入に影響するので、Google AdSense利用者はWEXALを適用する価値がありそうです。

また、JetPackの表示回数が増える、という障害?が発生しました。以前、Google アナリティクスでPVが2倍になってしまう現象を経験しましたが、これは私の設定ミスが原因でした。

2か月後にPV数のバグが直った

後日談になりますが、約2カ月経ってJetPackのPV数がSearch Console Insights のPV数が合うようになりました。

JetPackのPV数が直った

5/30時点ではJetPackのPV数は1647に対し、Search Console Insights のPV数は872でした。約2倍の開きがあります。

それが、6/22はJPが492に対しSCIは505。差は13に縮まりました。ちなみに6/23はJPが464でSCIは463。1件の差になりました。

JPの6/21までは紺色のグラフ(訪問者数)に対して水色のグラフ(PV数)は4倍ほどの開きがあるので、1回訪問したら4PV見ていた計算です。6/22以降は1.1~1.2倍程度です。現実的な数字ですね。

JetPackのパッチは通知があれば適用していますが、6/21に適用したかは不明です。なぜ直ったかは不明ですが、直って良かったです。

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