どうしましょう?という上司への命令(新人が最強)

おっさんずメモ

どうしましょう?と聞かれたら

どうしましょう?は新人の特権

新人のうちは「どうしましょう?」「どうしたら良いですか?」と先輩や上司に尋ねるのは当たり前ですよね。仕事を覚えるまでは、聞くしかありません。分からないことを悩んでばかりいても先に進まないですからね。

ですが、2年目、3年目になっても同じような質問をしていると怒られたり、ため息をつかれたりしませんか?

どうしましょう?って実は…

「どうしましょう?」「どうしたら良いですか?」は、一見指示を仰いで相手に従属しているようにも聞こえますが、言葉は違えど「お前に任せた」、「どうすべきか考えて」と丸投げしている、ってことと変わりありません。

この前、配属されて4年目の部下から「お客様から価格が高い。なぜこんな価格なんだ?とクレームがありました。いくらだったら良いですか?」との相談がありました。

皆さんはどう回答しますか?上司だったら当然「この価格が妥当だろう」と回答すべきでしょうか?

上司(おっさん)の回答は?

おっさんの回答は「いくらが良いかは私には分からない。あなたが妥当と思う価格をまずは見積もってみて」と回答しました。

上司のホンネ

上司だって分かりません

冷たいですかね?確かに、ちょっと冷たかったかもしれません。

でも、「いくらが良いですか?」って「価格をどうしたら良いですか?」「いくらが良いか考えてくださいよ」、って言っているのと一緒なんですよね。

そんな事言われても、妥当な価格なんておっさんにだって分かりません。

商品の容量と値付けのバランスからみて高いのか、市場で売られている価格と比べて高いのか、だったら妥当な価格はどれくらいなのか、色々調べてみないと、判断しようがありません。

部下からすると、自分に価格を決める権限なんて無いと思っていたので、上司に判断を仰いだ、ってことなのでしょうね。丸投げしたつもりもないのでしょう。なので、「任せる」と伝えたところ、自分なりに価格を見積もってくれました。

それって、命令?

もし、部下が分からない事を上司に聞くのは(指示を仰ぐのは)当たり前、と思われて「どうしましょう?」「どうしたらいいですか?」と聞かれると、おっさんは困ってしまいます。

部下に分からない事の大半はおっさんにだって分かりません。会社のルールだったり、仕事のやり方だったりは経験している分部下よりは知っていますが、「いくらが良いですか?」、「お客様はこの価格で納得してくれますかね?」と聞かれても困っちゃいます。

「それ俺に聞く?」って内心思います。言葉に出しちゃうかもしれませんね。もちろん、優しく、ですけど、顔は笑っていないと思います…。

だってこの問いに答えようとすると、見積もりからお客様に提示して交渉するまでをおっさんがやらねばなりません。ある意味、形を変えた上司への命令です。

もちろん、相手が新人君だったらやらざるを得ませんね。新人1年目はある意味上司よりも上なのです。最強です。

決めちゃえ(上司にも決められない)

「どうしましょう?」と聞かずにどうしましょう?

調べなきゃ分からない事、お客様や相手に確認しないと分からない事、などは上司に聞いたって答えは出ない、ってことは少し考えれば分かります。自信がなかったり、どうして良いかが分からない時ってつい「どうしましょう?」と聞きたくなりますが、そんな時は、

自分なりに調べた結果で案を決めちゃう

前述の例なら妥当な価格を自分なりに決めちゃう、ってことですね。その上で「自分なりに市場の価格を調べたところ千円下げれば妥当な価格と考えました。この価格案で良いですか?」もしくは「この価格で交渉してみます。問題あれば指摘してください。」と上司に確認します。

やり方を相談する

自分で決めたくてもどう決めて良いか分からない、ということもあります。そんな時は「妥当な価格案を決めたいと思うのですが、どうやって調べたら良いですか?」と上司に手段を相談します。「価格案を決めたい」という自分の意志を伝えましょう。

このように行動するのが良いと思います。「どうしましょう?」に比べて、丸投げ度は無くなります。おっさんとしてもとても助かります。

決められることは意外に多い(新人以外)

上司を操れる?自分の良い様にやれるかも

前述のおっさんの部下が見積った価格は市場と比べて高くもなく、それほど安くもなく、といった価格でした。もう少し安くしても良いかな?と個人的には思いましたが、その価格で行ってみよう、ということになり、お客様に提示したところ、納得してもらえました。部下の案で正解でしたね。

結構そんなもんです。根拠を持って調べて決めた事を、上司だからといってそう簡単には覆せません。ましてや上司から任されたことなら尚更です。「根拠が乏しい、調べ直せ」、「手段が間違っている、やり直せ」、とは言われるかもしれませんが、調べた結果を覆すには上司にだって根拠が必要ですからね。根拠も無しに「いくらにしろ」とは言えません。

どうしましょう?を止めて信頼を得る

決めるのって結構大変だったりしますからね。部下から根拠を以って提案されれば、よほど外れた提案でもない限り「よし、それでやってみよう」って事は意外に多いと思います。

「どうしましょう?」と聞いているうちは何もできませんが、「こうしても良いですか?」「こうします。問題あれば指摘してください。」と言えるようになれば、自分の意見って結構通るものですよ。そして頼りにされること間違いありません。

(おまけ)だがしかし、通用しない上司もいる

おっさんは「こうしますね」と言ってくれる部下が良いと思うのですが、自分で全て決めないと気が済まない上司もいますよね。

理想論を掲げ、何か反論するとこちらが悪人みたいな理屈で指示する上司もいます。「最安を目指すのがお客様のためだろう」とか。

おっさんはどちらの立場も分かるので、どうしたら良い、というのは簡単ではないのですが、部下は困りますよね。おっさんにもそんな上司がかつていました。

そんな時、部下はどうすれば良いのでしょうね…。おっさんはどうしていたかな…。

なかなか難しいので、次の機会におっさんなりの対応方法を書きたいと思います。

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