【北海道民向けノンフィクション】東京生活…覚悟はできていますか?

おっさんずメモ

東京生活

蒸し暑い土曜の夜、ふとTV以外に何かが動いた気がした。

視線を外しかけ、また戻した時に彼がいた。目と目が合った気がした。

「信じられん…」そう呟きながらも心は意外に落ち着いていた。

長い時が流れたような気がした。

彼がゆっくりとスチール棚に消えていった。

ここでは秘密兵器は使えない。コンビニで20分かけ、2種類の兵器を揃えた。

「これで大丈夫なのか?苦しんで暴れ逆襲してきたらどうすればいいのだ」不安がよぎる。

息を殺しゆっくりとスチール棚の下をのぞいた。

い、いない…。

汗がじっとりにじむのがわかる。立場が完全に逆転した。

彼に見られている。どこだ、どこにいる!!

その時、ユニットバスで、シャカシャカという音がした。

今なら秘密兵器が使える!Nが教えてくれた秘密兵器”ママレモン”!ち、違う!!これはファミリーフレッシュだ。

ええい、ままよっ、おおーっ!

声にならない叫び声を上げながらかけまくった。

は、速い。と、飛ぶのか?うりゃー!!

ファミリーフレッシュの海で彼は死んだ。

力のないよどんだ夜が流れていった。

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