元々は放置していたAthlonII X 4 630 に31.5インチ４KモニタBenQ EW3270UとグラボPalit GeForce® GTX 1070 Ti デュアルを付けてみたのが始まりです。
そこからPhenomII X4 965、PhenomII X6 1090T、PhenomII X6 1100T、とCPUを入れ替えてきました。
そして現在は以下の構成になっています。
【構成】 CPU: AMD PhenomII X6 1100T グラフィックボード: Palit GeForce® GTX 1070 Ti デュアル モニター : BenQ EW3270U(31.5インチ 4Kモニタ ) 非UEFIレガシーBIOSマザーボード: ASUS M3A78-EM Socket AM2+ メモリ:DDR2 800MHz 4GB × 2枚 = 8GB ストレージ: SSD 256GB
結論から言って、現在でも十分使えて遊べるPCになったと思っています。
どれくらい使えて遊べるかを、どう表すのが良いかと考え、それぞれのCPUでファイナルファンタジーXVベンチマークや、４K動画を再生してみました。
CPUやマザーボード(PCIExpress2.0)がグラボの足を引っ張りますが、4K出力をするとCPUやマザーボードの足かせが目立たなくなり、Phenom1090T、Phenom1100Tは平均よりも高い結果を出しています。
その経緯や結果は以下で報告しています。AthlonIIやPhenomIIをお使いの方、まだまだ遊べますよ。夏は「熱い」ですけどね…。
【CPU：AthlonII X4 630 + グラボ：GTX1070Ti】
FFXVのように重たい３Dゲームは少し厳しいかもしれませんが、一応4K標準画質なら「普通」にできます。ただしどんなに画質を落としても「普通」です。動きがゆっくりめの釣りゲーム（RussianFishing4）などは４K最高品質でも楽しめました。2D動画（YouTube）も４Kで問題なく再生できました。
【CPU：PhenomII X4 965 + グラボ：GTX1070Ti】
FFXVのように重たい３Dゲームはやや厳しいかもしれませんが、「普通」にできます。動きがゆっくりめの釣りゲームなどは４K最高品質でも楽しめます。2D動画（YouTube）も４Kで問題なく再生できました。
【CPU：PhenomII X6 1090T + グラボ：GTX1070Ti】
FFXVのように重たい３Dゲームでも４K高品質で「普通」にできます。４K標準品質以下であれば「やや快適」にできます。動きがゆっくりめの釣りゲームや2D動画（YouTube）は４K画質で何ら問題ありません。
【CPU：PhenomII X6 1100T + グラボ：GTX1070Ti】
PhenomII X6 1090Tと同等です。かろうじて上回る程度です。
まとめ
2020年現在もヤフオク！やメルカリではAM2+、AM3、AM3＋のマザーボード、AthlonII、PhenomIIといったCPUが多く取引されています。
１０年以上前のマザーボードやCPUなんでリスクもありますが、大半は正常に動いて使われている、ってことですよね。
PCなんて５年も使えば買い替えの感覚がありますが、10年前の部品で最新のWindows10が動くんですから、すごいことですよね。（CPUって焼き付けない限り壊れないですね。すごいなぁ…。）
さすがに１０年前の部品だけだとちょっと寂しいので、目に見える部分は４Kに、それに伴いグラボもGTX1060、GTX1070など、少し性能の高いグラボを組み合わせると、エントリーレベルのゲーミングPCになりますし、４K動画も見られます。
グラボの性能は2～3割落ちているのかもしれませんが、やりたい事ができれば良いですよね？大目に見ておきましょう。
４Kモニタもグラボも次に新しいPCを組んだ時に使えます。今現在、AthlonII、PhenomIIを使っている方、PCを新しくする前に４Kを試して損は無いと思いますよ。
「UEFI対応BIOSじゃないとグラボを認識しない」といった話もあったりで、ちょっとビクビクもしましたが、動かなかったり満足できない場合は新しいマザーボードとCPUに換えればよいのでは？
古いPCに４Kと良いグラボ、ちょっとワクワクできますよ。
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